C 水銀の研究(水銀測定法の今昔)
 

過去(1960年頃まで)

比色定量法(総水銀の測定)

ジチゾンという緑色の試薬が、水銀と結合して発色する濃さで測定します。
この方法では、1/1,000,000(百万分の一)g程度の水銀が測定できます。

 

現在(国立水俣病総合研究センターの方法)

原子吸光法(総水銀の測定)

水銀蒸気特有の紫外吸収スペクトルで測定します。
試料中の水銀を蒸気(Hg)に変えるために、@還元気化法、A加熱気化法の二通りの方法があります。
この方法では、1/1,000,000,000(十億分の一)g以下の水銀でも正確に測定できます。

ECD−GC法(メチル水銀の測定)

試料溶液中のメチル水銀のみをトルエンなどの有機溶媒で抽出した後、 ECD−GC(電子捕獲検出式ガスクロマトグラフィー)で測定します。
この方法だと、1/10,000,000,000(百億分の一)g以下の水銀を正確に測定できます。


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