人類は、土地を利用するために自然を破壊してきました。自然のままにしておくよりも、手を入れて利用したほうが人間にとって「役に立つ」と考える人は少なくありません。
しかし、自然は人間にとって役に立たないのでしょうか。
森は酸素を作り出し、海は気候を調節し、干潟は水を浄化しています。ある研究者は、こうした「サービス」を自然のかわりに人工的な設備で行うといくらかかるか計算しました。
自然は、地球全体では3,500兆円以上にもあたるサービスをしてくれているのです。
自然を破壊しつづけるならば、それまで自然がただでしてくれていたことを、人間がお金をかけて行わなければならなくなります。