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中村 篤(なかむら あつし)
胎児性・小児性水俣病患者さんへのリハビリテーションが主な業務です。慢性期の胎児性水俣病患者さんの足底痛や下肢の痙縮(筋緊張)の改善に家庭用ハンディマッサージャーを用いた振動刺激治療が有効であることがわかり実施しています(図1)。90Hz、15分間の足底振動刺激治療の後、促通反復療法(川平法)の訓練を行っていますが、訓練を継続することで足関節の背屈が改善し、移乗動作が安定してきました。現在、ロボットスーツHALを用いた平行棒内歩行訓練に取り組んでいますが(図2)、起立動作や平行棒内自由歩行の改善など、効果があるようです。振動刺激治療、促通反復療法(川平法)は、慢性期の神経疾患の痛みや痙縮、運動機能の改善を目的に、様々な患者さんでその効果をみています。その他、対象となる方のニーズに応じて革細工、スキルスクリーン、SAORI、きめこみアート等を用いた作業療法も実施しています。 今後、痛みや痙縮に有用であると分かった振動刺激治療の効果メカニズムを検討するための基礎研究を、当センター基礎研究部の研究者と共同で開始する予定です。


中村 篤
今年の研究テーマ・担当業務
プロジェクト研究
  • メチル水銀中毒の予防および治療に関する基礎研究 (分担)
業務
  • 水俣病患者に対するリハビリテーションの提供と情報発信 (分担)
委員会
  • 広報誌作成委員会(委員長)
  • 一般公開委員会
所属している研究グループ 
  • 病態メカニズムグループ
  • 臨床グループ
研究業績


外部資金による研究


主な履歴、学歴、学位、資格等
2003.3   作業療法士免許取得
2003.4〜2009.3   福間病院勤務(福岡県)
2009.4〜2015.10  水俣病院勤務(熊本県)
2015.11〜 国立水俣病総合研究センター作業療法士として勤務